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新卒の給料を時給換算するとどうなる?正社員の働き方と収入をリアルに把握しよう

企業名が入ります

「正社員=安定」といわれますが、給料を時給換算するとその実態が見えてきます。特に新卒や新社会人は、月給や年収の金額だけでなく、実際の労働時間に対して自分がどれだけの価値を得ているのかを知ることが大切です。本記事では、新卒の平均年収、業界ごとの違い、手取りとのギャップなどを解説しながら、今後のキャリアの参考になる情報をお届けします。

そもそも新卒の月給・年収はいくら?

新卒正社員の平均月給と年収データ

新卒社員の初任給は引き上げ傾向にありますが、労働新聞社の調査によると、2025年卒の大卒初任給の平均は約24万9,844円で、前年より約1万7,807円増加しています 。この月給から計算すると年収は約299万8,128円となり、ボーナスを含めてようやく300万円台に届く人も少なくありません。

また帝国データバンクの調査では、2025年度の大卒初任給の分布は、20万~25万円未満が62.1%、25万~30万円未満が11.4%となっており、これらの範囲に収まる年収は約240万円〜360万円となります 。

初めての給与で満足する人もいれば、想像より低いと感じる人もいるでしょう。ただし、これはあくまで「スタート地点」。将来の昇給や転職も見据え、冷静に数字を把握することが大切です。

業界・職種別で大きく異なる収入水準

新卒の給与水準は、業界や職種によって大きく異なります。たとえばIT・コンサル業界は比較的高めのスタートが多く、月給25万円を超えることもあります。一方、介護・飲食などのサービス業では20万円を下回る場合も珍しくありません。さらに営業職と事務職でも差が出やすく、成果報酬がある職種は初年度の年収にボーナスの有無が大きく影響します。自分の目指すキャリアに対して、収入面での納得感が得られるかを確認しておきましょう。 

手取り額と額面のギャップに注意

「月給22万円」と聞くと安心感がありますが、実際に受け取る手取り額は18万〜19万円程度に下がります。理由は、社会保険料や税金などが天引きされるためです。初めての給与明細を見て驚く新卒の方も多いでしょう。また、会社によっては住宅手当や交通費が含まれていない場合もあるため、生活費とのバランスを考えておく必要があります。時給換算で考えると、「思ったより安いかも」と感じる方もいるかもしれません。

正社員の給料を時給換算する方法とその落とし穴

【計算式あり】月給や年収から時給を割り出す方法

正社員の給与を時給に換算する方法はシンプルです。まず月給の場合、「月給 ÷ 月の労働時間(例:160時間)」で計算できます。年収から算出する場合は、「年収 ÷ 年間労働時間(例:2,000時間)」を使います。例えば、月給25万円で月160時間働く場合、時給は約1,563円になります。時給で考えると、自分の労働の価値がより具体的にイメージでき、転職時の比較にも役立ちます。

年間休日・残業時間を考慮した時給換算の注意点

時給換算をする際は、単純な労働時間だけでなく、年間休日や残業時間も考慮することが大切です。たとえば休日が少なく残業が多い職場では、実際の時給が思ったよりも低くなる可能性があります。逆に、年間休日が多く残業が少ない場合は、時給が高く感じられることも。働き方を見直す際には、「労働時間に見合った収入か?」という視点で、給与の中身をしっかり確認してみましょう。

ボーナス・手当は時給に含めるべき?

時給換算をより正確に行うためには、ボーナスや手当も含めるかどうかがポイントです。基本給だけでなく、賞与(ボーナス)や通勤手当、住宅手当などを含めると、年収ベースでの時給が高くなることがあります。ただし、これらは支給が不定期だったり、条件によって変動したりするため、あくまで参考値として捉えましょう。正確な比較には「基本給+安定した手当」での計算がおすすめです。

正社員の時給による仕事内容の目安

時給1,000円〜の業務:単純作業・アシスタント系が中心

時給1,000円前後の業務は、未経験者でも始めやすいシンプルな仕事が中心です。たとえば、データ入力、ファイリング、郵送物の仕分け、電話の取り次ぎなど、サポート業務や事務アシスタントなどが該当します。専門的なスキルは求められにくい分、社会人経験が浅い方でもチャレンジしやすいのが特徴です。これからスキルを身につけてキャリアアップを目指すための第一歩として、こうした仕事からスタートする方も多くいます。

時給3,000円〜の業務:専門性の高いスキル職やIT系

時給3,000円を超える業務になると、高度な専門スキルや実務経験が求められます。たとえば、プログラマーやWebデザイナー、データ分析、マーケティングの戦略設計など、IT・クリエイティブ系の職種が代表的です。特定のツールや言語を使いこなせることが条件になることも多く、スキルが収入に直結します。「自分の強みを活かしたい」「市場価値を高めたい」と考えている20代にとって、目指すべきステージのひとつです。

時給5,000円〜の業務:マネジメント職・高単価フリーランスなど

時給5,000円以上の業務は、マネジメント経験や高度な専門性が必要とされる領域です。たとえば、チームやプロジェクトを統括する管理職や、コンサルタント、ITエンジニアのフリーランスなどが該当します。これらの職種では「成果」や「実績」が重視され、責任も大きい分、高い報酬が得られるのが特徴です。20代でもスキルと実績次第で目指せる分野なので、長期的なキャリアの参考にしてみましょう。

時給換算で見えてくる「会社選び」の落とし穴

時給が低い=給与が安定しない可能性も

一見すると「月給制だから安心」と思いがちですが、時給換算すると実は最低賃金ギリギリ…というケースもあります。とくに基本給が低く、手当や残業代に頼っている場合は、景気や勤務状況によって収入が不安定になることも。会社選びでは「総額の給与」だけでなく、「時給ベースで見たときの安定性」にも注目しましょう。数字を分解してみることで、本当に安心できる職場かどうかを見極めるヒントになります。

残業代で年収を稼いでいるなら働き方を見直すべき

年収が高く見えても、その内訳が「残業代頼り」だと注意が必要です。たとえば毎月40時間以上の残業が前提になっている場合、それは高年収ではなく“時間で稼いでいる”状態。時給換算すると、実は効率の悪い働き方になっているかもしれません。20代のうちから、生活とのバランスを重視した働き方を意識することが、将来的なキャリアの安定や満足度にもつながります。

昇給率が低い企業に長くいるリスクとは

入社時の給与がそこそこ良くても、昇給率が低ければ数年後に「時給がほとんど変わらない」と感じることも。特に基本給が固定で、昇給の仕組みが不透明な企業では、長く働いても収入が伸びにくく、やがてモチベーションの低下にもつながります。時給換算は、今の収入を知るだけでなく「将来的な伸びしろ」を見極める材料にもなります。若いうちから成長できる環境かどうかを見極める視点が大切です。

第二新卒・新社会人でも転職は可能?

新卒入社からすぐの転職でも成功例は多い

「新卒で入った会社をすぐ辞めたら不利になるのでは…」と不安に感じる人も多いですが、実際には第二新卒枠での転職は珍しくありません。企業側も「ポテンシャル採用」に積極的なところが増えており、早期の転職でもしっかり理由を伝えられれば、十分にチャンスはあります。合わない職場に無理して留まるより、自分に合った環境を見つけて前に進むことが、結果的に良いキャリアにつながることもあるのです。

「正社員=安泰」ではない時代にどう動くか

かつては「正社員なら一生安泰」という時代もありましたが、現代では企業の倒産や人員整理も珍しくありません。大切なのは「どんな働き方であっても、自分で選び、成長していけるか」です。正社員という肩書にこだわりすぎず、スキルアップや市場価値を意識したキャリア選びが、将来の安定につながります。20代のうちに“安定の定義”を自分なりに見直すことが、長期的な成功への第一歩です。

20代のキャリアは“やり直し”がきく最大のチャンス

20代は、挑戦と選択の幅が最も広い年代です。たとえ一度ミスマッチを感じても、それをきっかけに方向転換しやすく、採用側もポテンシャルを重視するため“やり直し”がきく時期といえます。「まだ経験が浅いから…」と悩む必要はありません。むしろ、早いうちに自分に合う働き方や業界を見つける方が、将来のキャリアにとって有利です。迷っているなら、一歩踏み出す価値は十分にあります。

納得できる給料・働き方を目指すなら

まずは自分の「時給」を知ることから

「なんとなく毎月の給料に満足していたけど、本当に今の働き方は割に合っているのかな?」と感じたことはありませんか? そんなときは、まず月給や年収を時給に換算してみるのがおすすめです。時給で見ると、自分の労働価値や働き方のバランスがよりリアルにわかります。「この働き方でこの収入なら納得できるか?」を客観的に判断できるようになり、将来のキャリアや転職活動にも役立ちます。

キャリアの軸と価値観を整理しよう

「何を大切に働きたいか」「どんな生き方をしたいか」は人によって異なります。年収、ワークライフバランス、やりがい、人間関係 -どれを優先したいかを言語化することで、自分に合った働き方が見えてきます。キャリアに迷ったときは、自分の価値観と向き合いながら、譲れない軸を整理してみましょう。20代は「選び直せる」時期でもあるので、焦らず丁寧に自分のキャリアを見つめ直すことが大切です。

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