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【未経験OK】ファッション・アパレルに関わる仕事10選|転職のコツも

企業名が入ります

「ファッションやアパレルに関わる仕事に就きたいけど、未経験だと難しそう」とお悩みの方もいるでしょう。実は、未経験でもファッション・アパレルの仕事に就ける可能性は十分あり、近年では未経験OKの求人も増えつつあります。

本記事では、未経験からでも挑戦しやすいファッション・アパレルの仕事10選をご紹介します。おすすめの資格や転職のコツもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ファッション・アパレルに関わる仕事の種類



ファッション・アパレルに関わる仕事の種類は、店舗でお客様と接する「販売職」、企業の中核を担う「総合職」、そして専門的なスキルを活かす「専門職」の3つです。

まずは、ファッション・アパレル業界を支える主要な職種カテゴリについて、詳しく見ていきましょう。

販売職

販売職は、ファッション業界の最前線に立ち、ブランドの顔として顧客と直接向き合う仕事です。店舗での接客や商品の提案を通じて、ブランドの魅力や世界観を伝える役割を担います。顧客のニーズに応じたコーディネートやアドバイスも求められるため、ファッションアドバイザーやスタイリストのような対応力が活かされます。
また、販売職は未経験からでも始めやすく、ファッションに関心があり、人と接するのが好きな方には現実的なスタート地点となる職種です。経験を積むことで、副店長や店長、さらにはエリアマネージャーや本社の企画部門など、より専門的な職域へのキャリアアップも可能です。




総合職

総合職は、企業全体の運営に関わる中心的なポジションであり、ファッション業界においても組織の中枢を担う存在です。商品戦略や売上管理、マーケティングといった業務に、ビジネスの視点から論理的かつ実践的に向き合う姿勢が求められます。
総合職はビジネス経験が評価されやすい領域でもあり、一般企業で培ったスキルを活かせる場面も多くあります。一方で、未経験者であっても、販売職やアルバイト経験を通じて業界理解を深めることで、本社部門へのキャリアアップを目指すことは十分に可能です。




専門職

専門職は、高度な専門知識や技術力を活かし、ファッション業界における「ものづくり」と「表現」の両面を支える職種群です。即戦力や実務経験が重視される一方で、アシスタントとして現場経験を積み、段階的にキャリアを築いていくことも可能です。
専門職を目指すには、専門学校やスクールで技術を学ぶことが有効です。さらに、近年はCADや画像編集ソフトなどのデジタルスキルが求められる職種も増えており、ツールの操作力が選考のポイントになることもあります。加えて、業界のグローバル化が進む中で、語学力や海外市場に関する理解も強みになります。




未経験OK!ファッション・アパレルに関わる仕事10選

ファッション・アパレル業界には、未経験でも挑戦できる仕事が数多くあります。まずは経験を積みやすい職種からスタートし、スキルを磨きながら、より専門性の高い仕事を目指すのが現実的なキャリアプランと言えるでしょう。
ここでは、未経験者でも応募しやすく、将来的なキャリア形成にもつながる10の職種を紹介します。

1. 販売員

販売員は、ファッション業界におけるもっとも基本的でありながら、ブランドの印象を左右する重要なポジションです。店舗での接客対応をはじめ、コーディネート提案、在庫管理、ディスプレイの変更など、担当する業務は多岐にわたります。
未経験者を歓迎する求人が多く、採用では人柄が重視される傾向にあります。明るく丁寧な接客態度、ファッションへの興味、チームで働く姿勢があれば、初めてでも十分に活躍できるでしょう。現場で経験を積めば、副店長や店長といったマネジメント職への昇進も見込めます。さらに、売れ筋や顧客動向に直に触れられるこの仕事は、バイヤーやMDなどの本社職を目指すうえでも、貴重な経験になります。

2. アパレル事務

アパレル事務は、バックオフィスから現場を支える職種です。納品書や請求書の作成、発注・在庫管理、営業資料の作成など、幅広い業務を担当します。
一般的な事務職の経験があれば、アパレル業界が未経験でも採用されるケースは多くあります。基本的なPCスキルは必須ですが、服飾に関する知識は入社後に学べるため、まずは正確な業務処理と周囲との連携が重視されます。また、日々の業務を通じてアパレル企業の商流や商品サイクルに触れることで、将来的に商品企画や生産管理など、企画・運営系職種へのキャリアパスを描くことも可能です。

3. カスタマーサポート

カスタマーサポートは、顧客対応を通じてブランドの信頼を築く重要な役割を担います。電話やメール、チャットを通じて問い合わせに対応し、顧客の不安や疑問を解消します。特にECサイトを運営する企業では、顧客対応の質が企業イメージに直結するため、その役割は非常に重要です。
高いコミュニケーション力が求められますが、顧客とのやり取りは電話やメールで行うため、対面対応が苦手な方には向いている職種といえます。未経験であっても、社会人としての基本的なマナーや丁寧な言葉遣い、冷静な対応力があれば、十分に活躍することが可能です。

4. プレス

プレスは、ブランドの魅力や世界観を社外に伝える「広報・PR」の役割を担います。仕事内容は、メディア対応、プレスリリースの作成、展示会やイベントの運営、SNSでの情報発信など多岐にわたります。
競争率の高い職種ではありますが、アシスタント職から現場に入り、経験を積むことでステップアップが可能です。特に、広報や広告、ライティング、SNS運用の実務経験がある方は、スキルをそのまま活かしやすく、即戦力として評価されることも少なくありません。業界未経験であっても、情報発信に関する専門性があれば十分にチャンスはあるでしょう。

5. マーケティング

マーケティングは、消費者のニーズや市場の動向を分析し、商品の販売戦略を立てる仕事です。売上データの集計・分析、キャンペーンの企画、プロモーション施策の実施などを通じて、ブランド価値や売上向上に直接関わります。
アパレル業界特有のトレンド変動に対応しながら、常に消費者目線での提案が求められるため、感性と論理のバランスが重要です。SNSやWeb広告の運用経験があれば即戦力として評価されやすく、他業界でのマーケティング経験も強みになります。ファッションへの関心があり、消費者視点で物事を考えられる方であれば、未経験からでも成果を出すことは十分に可能です。

6. ECサイト運営者

ECサイト運営者は、ブランドのオンライン販売を担う職種です。商品情報の登録、画像の撮影・加工、販促コンテンツの制作、アクセス解析などを通じて、売上の最大化と顧客満足の向上を図ります。
アパレル業界ではEC化が加速しており、他業界でのWebサイト運営やデジタルマーケティングの経験があれば有利です。特に、HTMLの知識、SNS運用やWeb広告の運用経験があれば即戦力として評価されるでしょう。実務経験を積んでいけば、ディレクター職やWebマーケティング全体を担う役割も目指せます。

7. バイヤー

バイヤーは、ブランドの世界観やターゲットに合った商品を見極め、仕入れを行う職種です。国内外の展示会や取引先を訪問し、仕入れ交渉、価格調整、在庫管理までを担当します。センスだけでなく、数値管理や交渉力も求められる実務的な仕事です。
未経験からの登用は少ないものの、販売職などで実績を積み、商品知識や売れ筋の傾向を理解すれば、キャリアアップは十分可能です。語学力やトレンドを読む力も活かせます。まずはアシスタントバイヤーやサポート業務から入り、現場で経験を積むことで、段階的にステップアップしていけます。

8. ファッションデザイナー

ファッションデザイナーは、服やアクセサリーのデザインを企画し、素材の選定や縫製仕様の指示、サンプルの確認までを行う職種です。ブランドコンセプトに沿ってアイテムを形にするため、創造力と専門知識の両方が求められます。
通常は、専門学校で基礎を学んだうえで企業に入り、アシスタントとして経験を積みながら、徐々にデザイナーとしての実務を担っていくのが一般的です。ただし、専門学校を出ていなくても、独学で制作したポートフォリオをもとにアシスタント職に就くケースもあります。いずれの場合でも、ポートフォリオの提出が求められることが多いため、自ら作品を制作し、実力を示す準備が不可欠です。

9. パタンナー

パタンナーは、デザイナーのデザイン画をもとに、衣服を製作するための型紙(パターン)を作成する専門職です。人体の構造や素材の特性を理解し、意図通りのシルエットを形にする高度な技術が求められます。
専門学校や職業訓練校でパターン作成の基礎を学び、就職を目指すのが一般的なルートです。縫製や製図の経験があれば、アシスタントからスタートし、技術を磨きつつプロのパタンナーを目指すことができます。CADの操作スキルがあると、現場で即戦力として重宝されるでしょう。

10. スタイリスト

スタイリストは、モデルやタレントの衣装選びやコーディネートを担当する職種です。雑誌、広告、テレビ、映画、イベントなど、活動の場は幅広く、求められる表現もシーンによって大きく異なります。流行への感度はもちろん、ターゲットや目的に応じて最適な装いを提案する力が不可欠です。
未経験から目指す場合は、現役スタイリストのアシスタントとして現場に入り、実務を通じて技術や業界知識を学んでいくのが一般的です。拘束時間が長く体力を要する仕事ですが、その分現場で得られる経験は非常に実践的で、確かなスキルとして蓄積されていきます。
人脈やセンスがそのまま価値になる仕事でもあり、経験を積めば、フリーランスとして独立を目指すことも十分可能です。

ファッション・アパレルに関わる仕事におすすめの資格



ファッション・アパレル業界では、実務経験やセンスが重視される傾向があります。ただ、未経験者にとっては、知識や意欲を客観的に示す手段が限られているのも事実です。そうした中で、業界への理解を証明できる方法のひとつが、資格の取得です。
ここでは、ファッション・アパレル関連の仕事を目指す方にとっておすすめの資格を5つ紹介します。

ファッション販売能力検定

ファッション販売能力検定は、アパレル業界の販売職向けに、接客マナーや商品知識、店舗運営の基礎を問う資格です。1級から3級まであり、3級は未経験者でも取り組みやすい内容です。
販売スタッフとして必要なスキルを体系的に学べるため、実務に直結する知識を身につけられます。未経験から販売職を目指す際、履歴書に記載できる資格として評価されやすく、面接でも業界理解や学習意欲の高さをアピールできます。また、将来的に店長や販売マネージャーを目指す場合、1級を取得しておくとキャリア形成に役立つ場面があります。

参照:一般財団法人日本ファッション教育振興協会 ファッション販売能力検定

ファッションビジネス能力検定

ファッションビジネス能力検定は、アパレル業界に関する幅広いビジネス知識を問う資格です。流通や商品計画、ブランド戦略、マーケティング、法律、物流、消費者心理といった分野を横断的に学び、現場と経営の両方を理解する力を養えます。1級から3級まであり、特に1級はマーケティング戦略やマネジメントなどの専門的な内容を含み、上級職やキャリアアップを目指す方に適しています。
対象となる職種は、販売職だけでなく、バイヤー、MD、プレス、EC運営など多岐にわたります。未経験者にとっても、業界理解を深めるうえで有効な知識となり、選考の場では知識面での準備ができている人材として評価されるでしょう。

参照:一般財団法人日本ファッション教育振興協会 ファッションビジネス能力検定

繊維製品品質管理士(TES)

繊維製品品質管理士(TES)は、繊維製品の品質・性能に関する専門知識と実務能力を証明する資格です。アパレル業界において、品質管理、商品企画、生産管理などの職種で高く評価されており、特に品質保証体制の強化が求められる企業では、TES資格を持つ人材が重宝されています。
合格率は約20%と難易度は高めですが、受験資格に制限はなく、未経験者でも挑戦可能です。特に、繊維製品の品質や安全性に関心がある方にとって、TESは専門性をアピールできる有効な手段になるでしょう。
資格取得後は、アパレルメーカー、商社、検査機関など、繊維業界の多様な分野での活躍が期待されます。ファッション業界でのキャリアアップを目指す方にとって、専門性と信頼性を高める強力な武器となる資格です。

参照:一般社団法人日本衣料管理協会 繊維製品品質管理士

マーケティング・ビジネス実務検定

マーケティング・ビジネス実務検定は、業界を問わず通用する実践的なマーケティング知識を身につけられる資格です。消費者行動、市場分析、広告戦略、販売促進などを体系的に学べるため、アパレル業界で企画や販促、マーケティング職を目指す方にとって有益です。
近年、ファッション業界でもSNSやECサイトを活用した販促力の強化が急務となっています。その中で、マーケティング知識を持つ人材は、論理的な戦略立案ができる人材として企業から重視される傾向にあります。
受験資格に制限はなく、未経験者でも独学での合格が十分可能です。社会人経験を活かしながら転職活動を進めるうえで、業界理解と実務的な思考力を示す材料としても評価されやすい資格です。

参照:国際実務マーケティング協会 マーケティング・ビジネス実務検定

ネットショップ検定

ネットショップ検定は、ECサイト運営に必要な実務知識を体系的に学べる資格です。試験はレベル1から5までの段階に分かれており、レベル1・2は誰でも受験可能です。出題範囲には、ネットショップの基礎知識をはじめ、商品ページの作成、受注・顧客管理、Web制作、プロモーションなどが含まれます。
ファッション・アパレル業界では、オンライン販売の重要性が年々高まっており、EC関連の知識を持つ人材へのニーズも拡大しています。ネットショップ検定は、未経験者にとっても実務イメージを掴むうえで有効な資格であり、企業に対しても意欲と理解度をアピールできます。

参照:一般社団法人ネットショップ能力認定機構 ネットショップ検定

未経験からファッション・アパレル業界に転職する方法

ファッション・アパレル業界への転職では、実務経験が重視されるケースも多いです。しかし、未経験者に全くチャンスがないわけではなく、実際に異業種から転職して活躍している人も多くいます。
ここでは、未経験から業界への転職を目指す方にとって、現実的かつ効果的な3つのルートを紹介します。

販売スタッフから始める

もっとも現実的で確実な方法が、販売スタッフとしてキャリアをスタートすることです。販売職は人材ニーズが高く、未経験者歓迎の求人も多いため、業界への“入り口”として適しています。店舗での業務を通じて、商品知識やブランド理解、ファッションセンスなども自然と身につくでしょう。
さらに、販売現場は顧客の声を直接拾える場でもあり、マーケティングや商品企画に必要な視点を育てることにもつながります。企業によっては、販売実績や勤続年数に応じて、本社部門(商品企画・バイヤー・教育担当など)へのキャリアパスが設けられていることもあり、将来を見据えた成長ルートとしても有望です。

アルバイトから正社員を狙う

いきなり正社員として転職するのが難しい場合は、アルバイトや契約社員からスタートするのも現実的な方法です。アパレル業界では、現場で実績と信頼を積み上げ、正社員に登用される例が少なくありません。
アルバイトであっても、接客や売上への貢献は評価対象になります。店舗のマネージャーが推薦するケースも多く、短期間で正社員に昇格できる可能性も十分にあります。また、社風やブランドとの相性を見極める期間としても有効です。「ここで働きたい」と思えるかどうかを確かめながら、自分に合った職場を見つけることができます。

専門学校でファッションや服飾について学ぶ

専門職や技術職を目指す場合、独学では限界があります。ファッションデザインやパターンメイキング、マーケティングなど、志望する職種に合わせて専門学校で体系的に学ぶのは、確実なステップといえるでしょう。
さらに、専門学校には業界とのネットワークがあり、在学中のインターンや卒業後の就職支援など、実践的なチャンスを得やすいのも大きな魅力です。
未経験でも、「学んでいる」という姿勢そのものが評価される場面は少なくありません。特に、服飾関連の専門職を本気で目指すなら、学びの場を経由することで、より確かなキャリアの道筋が見えてくるはずです。

ファッション・アパレルに関わる仕事についてのよくある質問



ここからは、ファッション・アパレル業界に関わる仕事についてのよくある質問に回答していきます。転職活動を進める際の参考にしてみてください。

Q. ファッション・アパレル業界の平均年収はいくらですか?

ファッション・アパレル業界の年収は、職種や企業規模、経験年数によって大きく異なります。
たとえば、衣料品販売スタッフの平均年収は約360万円とされており、未経験者の初任給は月給20万円台が一般的です。ただし、店長やエリアマネージャーなどの管理職に昇格すれば、400万〜500万円台に届くケースもあります。

一方で、バイヤーやマーチャンダイザー(MD)、パタンナー、テキスタイルデザイナーといった本社職・専門職では、500万円前後の年収が目安になります。特に、大手アパレルや外資系企業、デジタル領域に強みを持つ企業では、さらに高水準の給与が期待できるでしょう。

参照:厚生労働省「日本版O-NET(job tag)」

テキスタイルデザイナー
パタンナー
マーチャンダイザー・バイヤー
衣料品販売

Q. ファッション・アパレルの求人はどこで探せばいいですか?

ファッション・アパレル業界の求人は、以下の方法で探すことができます。




Q. ファッション・アパレルの仕事に向いている人の特徴は?

職種によって異なりますが、共通するのは「服が好き」「ファッションに関心がある」という気持ちです。

これは、どの職種でも原動力となる要素であり、自然とトレンドへの感度や商品理解にもつながります。以下に、代表的な職種ごとの適性をまとめました。




まとめ

ファッション・アパレル業界は、多彩な職種が存在する奥深い世界です。未経験から挑戦できる仕事も多く、経験を積むことで、着実にキャリアの幅を広げていくことができます。

転職活動においては、年収や勤務地、働き方といった条件だけでなく、自分に合った職場環境を見極めることが大切です。初めての転職や異業種からの挑戦で不安がある場合には、業界に詳しい転職エージェントを活用してみましょう。求人情報だけでは見えにくい職場の雰囲気なども教えてもらえるため、ミスマッチのない転職につながります。

「ファッションが好き」という思いを具体的な行動に変え、理想のキャリアに向けて少しずつでも進んでいきましょう。

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