専門学校を出て初めての就職した先は、ブライダル関連でした。昔から「誰かの人生の節目に携わる仕事がしたい」と思っていたので、ブライダルのドレスコーディネーターになったんです。そこで2年ほど働きました。

そうなんです！ドレスって見た目以上に重たくって（笑）新人のころは、先輩から「あのドレス持ってきて」と言われると、地下から数着抱えて何往復もしました。想像以上に体力を使う仕事です。
また、接客業ですので営業成績を考えながら動く必要もあります。ドレスの単価や枚数に応じて、給料やポジションが変わります。

それもありますが…次第に「今後は土日祝日がお休みで、長く働ける仕事に就きたいな」と思うようになったんです。
私は専門学校卒ですので、大学に進学した友達たちよりも早くに就職しました。初めのうちは周りも学生で「お休みが合わない」と悩むことも少なかったのですが、2年ほど経ってみんなも働き始めると、なかなか時間が合わず、全然遊べなくなってしまったんです。

最初の半年ほどは、テレアポをしていました。
実は、前回の転職活動ではCocottoさんのような転職エージェントは使わず、自分で探したんです。仕事内容も詳しくわからないまま、とりあえずたくさん受けて、受かったところに入りました。

「まさかテレアポをするとは」というのが本音です。入社して3日後にはもう100件ほどかけなければいけませんでしたし、架電時間が足りなければ、休み時間を削ってでも電話をするような、かなりハードな環境でした。
また、4ヶ月に1回、インセンティブの確認があり、そこで目標の金額に達成していなければ雇用契約が更新されないんです。一定期間成績が担保できれば、有期雇用に変わるシステムでした。

ですのでほとんどの人がいつのまにかいなくなっていたんです。でも私はそれもよくわかっていなくて、「なんでみんなすぐに辞めていくんだろう」と不思議に思っていました（笑）

一定の成果が出るようになると、今度はテレアポ人材を育てる側のポジションに回りました。その仕事が、さらに大変だったんです…
そこでは社内専用のチャットツールでテレアポの人たちからの相談に24時間体制で応えていましたが、私は私で就労時間が決まっていましたので、はじめのうちは深夜に相談を送ってきた新人さんには、すぐに返信していなかったんです。すると、その新人さんの成績が伸び悩んでしまいました。そのとき上司から「あなたの仕事が新人さんの明日の成績を左右するから、その日のうちにフィードバックしないと」と言われてしまって…それからは、時間を問わずすぐに対応するようになったんです。
結果、私は常に寝不足で、「なんでこんなに頑張ってるんだろう」と思うと働く意欲もなくなっていきました。

いえ、まずは同じ年の他部署の人に相談したんです。すると、その人はとてもキラキラしていて、「仕事が楽しい」と言うんですね。そこでようやく、同じ会社・同程度の給料でも待遇が良い部署があることを知り（笑）、すぐに上司にその部署に移りたいと懇願して異動しました。

採用の代理店業務です。求人サイトに求人を出し続けているのになかなか応募がない中小企業様をサポートしていました。
具体的には、定期的に代表者の方と打ち合わせをさせていただいて、ご相談を受けたり、データ分析の結果をお伝えしたりします。データ分析は専門の部署が行うので、その読み方や、「こういう文言を入れたらより応募が来るようになる」といったアドバイスなどを仲介してお伝えするんです。
あとは、大手求人サイトのパートナーとして、自社メディアの運営もしていました。

代理店業務を1年半ほど担当しましたが、そのあいだにも代理店側のサービスやシステムはどんどんバージョンアップしていました。ところが、前の職場は旧態依然のままで、お客様にご迷惑をかけることが増えてきたんです。
その不満を、先に役職についていた人に相談したところ、「このままここにいても先が見えないので、転職活動を始めた」と。それで私も早いうちに考えたほうがいいなと思うようになりました。今すぐやめるわけではないけど、ゆっくり動き始めることで焦らず転職活動を進められるかなと思ったんです。

前職に転職した際にはエージェントを活用しませんでしたし、その手が全然浮かんでいませんでしたが、今回はCocottoを紹介していただいて本当に助かりました。前回は自己流の転職活動でミスマッチを経験したので、今回はしっかりと転職先を選びたかったんです。

かなりスムーズに話が進んでいったことには驚きました。やはり求人探しや面接練習などの面で、自己流では難しい部分があるのだなと気づかされましたね。
今回はCocottoさんにご協力いただいて、応募先の業務内容や特徴などもきちんと把握したうえで、最適な対策をして挑めた結果だと思います。自分も頑張って受かった会社なので、早く行きたくてワクワクしています（笑）
また、自分で求人探しをした場合だと、多分、今回の転職先は見つけられなかったでしょう。転職エージェントしか持っていない求人案件というものがありますので、その点では、今回の転職はCocottoさんがつないでくださったご縁だと思います。

自分でも、家でひとりで喋ってみながら練習していたのですが、やはり実際に近い模擬面接をしていただくと勝手が違いましたね。対面となると覚えたことだけを一方的に話すわけにはいきませんし、声の通り方や相手からの見え方も気になります。
修正を重ねながら、何度もお付き合いいただきました。

最終的に決め手となったのは、「人のためになる仕事」だという点です。
はじめは「自分のこれまでの経験値が活かせるかどうか」を基準にしていたのですが、転職活動を進めるうちに次第にその会社のことを知ろうと自発的に動き出している自分に気づきました。「自分は本当にこの会社に行きたいんだな」と感じ、そしてその理由を考えてみると、業務内容が誰かの役に立つものだからだとわかったんです。

さまざまな中小企業様に、マーケティングの観点からLステップを使ってお客様とのコミュニケーションや集客面の課題解決の方法をご提供します。

仕事内容に関しては、最終面接の際にかなり細かくお話しいただけました。最終的にはコンサルティングだけでなく、さまざまな新しいことができる環境があるそうですので、採用や新人教育をしていた経験を活かしていろいろなことにチャレンジしていけたらと思います。