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人生全体を見据えた提案ープライベートも楽しんでほしい

企業名が入ります

株式会社ココットのキャリアアドバイザーである品川さん。

数々の職場を経験してきた彼のアプローチは、求職者の人生全体を見据えたもの。仕事だけでなく、プライベートも豊かになってほしいという想いから、仕事に関することだけでなく、幅広い悩みにも耳を傾けているとのこと。

今回は、「ぷぅ」という愛称で親しまれる品川さんに、仕事やプライベートに対する考え方についてお話を伺いました。

創業者との出会いがきっかけで、ココットへ

 

―まずは簡単な経歴を教えて下さい。

品川さん:
大学を卒業して最初に就職したのは、クリエイティブ業界の下請け企業でした。企画営業として入社したのですが、実際にはプログラマー寄りの業務が多く、サウンド担当として音を組み込む作業を行っていました。非常に過酷な環境で、いわゆるブラック企業だったのですが、そこで約2年ほど働いていました。その後は、営業職やコールセンターの仕事を中心に8回ほど転職を繰り返しました。

 

-8回も?

品川さん:
はい。23歳から26歳くらいの時期にはかなりの頻度で仕事を変えていましたね。そんな中で、現ココットの代表である高松と共通の知り合いを通じて知り合いました。その後、少しずつ交流があり、高松が独立する際に「一緒にやらないか?」と声をかけてもらったのがきっかけでココットに入りました。

 

―転職が多いのはなにか理由があったのでしょうか?

品川さん:勤めていた会社が事業継承で解散したということもありましたが、自分自身のモチベーションが続かないこともありました。まだ年齢が若かったこともあり、新しいことに挑戦したいという気持ちが強かった部分もあったと思います。

 

―ココットに入る決め手となったのは高松(代表)さんからの誘いですか?

品川さん:
はい、高松の存在が大きかったですね。「一緒にやらないか?」と声をかけていただいた時は、条件もほぼ確認せずに「お願いします。」と即答しました。それくらい信頼をおいていました。

プライベートも大切にしてほしい

 

―キャリアアドバイザーとしてのスタンスを教えて下さい。

品川さん:
現在は求職者対応をメインに行っています。最近ではスカウト活動も増え、法人対応も増えてきています。営業職の経験が役立っている部分もありますが、アプローチの仕方は全く異なります。営業のように「買ってもらう」というスタンスではなく、求職者に寄り添い、その人の人生を一緒に考えるというスタンスですね。

 

―多くの転職経験が今の仕事に活きていると感じることはありますか?

品川さん:
そうですね、転職を繰り返してきたからこそ、仕事に対するリアルな考え方を求職者に伝えることができています。私自身、「仕事は人生の一部に過ぎない」という価値観を持っています。仕事に対する価値観は人それぞれですが、私は何度も転職を経験してきて、仕事だけでは満たされないものがあることを実感しています。だからこそ、求職者の方にも「仕事も大事だけど、プライベートも大切にしましょう」と伝えています。

 

―多くの人は、仕事にやりがいや幸せを見出そうとしますが。

品川さん:
確かに、多くの人が仕事を人生の中心に置いて、そこで幸せを感じようとしているのかもしれません。でも、満員電車で通勤している人を見ていると、皆が笑顔ではなく辛そうな顔をしていることが多い。私はそれを見て、仕事で幸せを求めるのは違うなと感じるんです。もちろん、仕事が心から楽しいという人もいると思いますが、私にとって人生の主役はプライベートで、仕事はプライベートを充実させるためのツールなのです。

 

―求職者さんにはどのように仕事選びのアドバイスをされていますか?

品川さん:
まずは、求職者の方が何を大切にしているかを理解するように心がけています。仕事で成果を上げることがその人にとっての幸せなら、それに向かって頑張るべきですし、そのためのサポートをさせてもらいます。

しかし、多くの人は実際にはプライベートの充実を求めています。だから、彼らと一緒にどのようにプライベートを充実させるかを考えます。具体的に何をしたいのか、どれくらいの頻度でそれを楽しみたいのか、それを明確にすることで、仕事とプライベートのバランスを取り、全体的な幸福感を高めるアドバイスを心掛けています。

 

―その人のライフプラン全体を考えた上でのアドバイスですね。

品川さん:
仕事は他人との連携が必要ですが、プライベートは自分一人でコントロールできますよね。自分の意思で楽しむことができない人が、仕事の中で他人と協力して成果を出すのは難しいと思うんです。プライベートを充実させて、そのエネルギーを仕事へも反映させる。その相互補完がワークバランスであると考えています。それぞれが自分にとって大切なことを見つけ、それを軸に仕事や人生の選択をすることが、より良い人生につながると信じています。

人生全体を見据えたキャリア支援

 

―ココットの好きなところを教えて下さい。

品川さん:
そうですね、ココットは、会社や誰かに命令されて仕事をしている感じがしないところです。それぞれが「求職者の方のために」という思い、ある意味使命感のようなものをもって、やるべきことをやっています。

 

ーこれからどのような支援をしていきたいですか?

品川さん:
先ほどもお話しましたが、私は仕事が人生の全てではなく、ツールであると思っています。ハサミが紙を切るためのツールであるように、仕事も人生を豊かにするための一つのツールであると。そして、私たちの仕事も、求職者の成功を支援するためのツールであり、その役割を全うすることが大切だと考えています。

 

ー転職だけではなく、人生全体を見据えた支援ですね。

品川さん:
単に仕事を紹介するだけでなく、求職者がどのような人生を送りたいのか、その全体像を一緒に考えていきたいと思っています。転職するかどうかで迷っている人、今の仕事に不満があるけれど大きな問題ではないと感じている人、さらにはプライベートがうまくいっていないと感じている人、それぞれの悩みを共有し、解決策を一緒に探る存在でありたいと思っています。

人生はクリスマスツリー

 

ー求職者さんには色んな相談をしてもらいたい?

品川さん:
はい。「今の仕事が嫌いではないけれど、何か満足していない」と感じている方や、人生全体のビジョンが見えなくなっている方。そういった方が私たちに相談することで、仕事だけでなく人生全体を見つめ直すきっかけにしてもらえたらと思います。特に私は、プライベートを充実させることで、仕事にも自然とエネルギーが向かい、頑張れるようになると信じています。

 

ー今後の目標を聞かせてください。

品川さん:
ココットを「知る人ぞ知る人材会社」としてのポジションを確立したいですね。会社が大きくなることは望ましいですが、大きくなりすぎると一人ひとりへのサポートが薄くなってしまいます。私は、ココットが大きくなるよりも、個人に寄り添った手厚いサポートを続けられる「隠れ家的な」存在でありたいと思っています。私達にしかできない支援を続け成長していきたいですね。

 

ー最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。
品川さん:
仕事は、クリスマスツリーでいう土台の木や土の部分です。そして、プライベートは飾り付けになります。両方なければ人生というクリスマスツリーは完成しないので、一緒にまずは土台作りを頑張りましょう!!

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