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将来を見据えた転職支援。忙しさの中でも見失わない「本当に必要なサポート」をしていきたい

企業名が入ります

ココットの創業当初から関わり、キャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーを兼務している猶井さん。

高校卒業後就職し、個人顧客への訪問営業や法人営業、さらには協力会社の管理まで、幅広い業務を経験してきたとのこと。

社内では「ポニー」という愛称で親しまれ、その温かい人柄は社内外問わず多くの人々から信頼を集めています。

今回は、そんな猶井さんの仕事への向き合い方や支援に対する理念について、お話を伺いました。

創業時からのご縁とキャリア支援への挑戦

―創業当初からとのことですが、高松(代表)さんとはお知り合いだったのですか?

猶井さん:

はい。20代前半の頃に友達の紹介で知りました。当時、高松が人材紹介の仕事をされていて、転職支援を受けた頃から関係が始まりました。

 

―ココットに入ったきっかけは?

猶井さん:

高松から声をかけていただいたのがきっかけです。

私自身も何度か転職を経験しており、「自分の経験を活かせるんじゃないか」と考えました。

転職って本当に体力を使いますし、何をすべきか分からないことも多いんですよね。私自身、高松には書類の添削など多くのサポートをしてもらって、本当にお世話になったことを覚えています。

その経験があったからこそ、次は自分が「与える側」になりたいと思い、挑戦することを決めました。

 

―CAとRAを兼務するのは大変だと思うのですが。

猶井さん:

正直なところ非常に大変です。単純に仕事量が倍になるような感じですね。

本当に忙しい時期は、何から手を付ければいいのか分からなくなるほどです。その中でも返信だけは早く、という気持ちでやっています。

人の気持ちで左右される仕事なので、数分後には状況が一変することがあるんですよね。

転職したいと言っていた方が、10分後には「やっぱりやめます」と言うこともあります。

そうした変化に対応しつつ、どうしたらその方のキャリアがより良いものになるだろうと考えていると、1日が終わってしまうなんてことも。

 

求職者との向き合い方

―普段、求職者との連絡はどのようにしてますか?

猶井さん:

LINE、電話、オンライン会議を全て活用しています。

基本的にはオンラインで話すことを意識していて、最低でも週1回は担当の求職者さんとはお会いするようにしています。本当に気づいたら一日中面談していることもあります。

大事なことを話すときは顔を見て話せるオンライン会議がいいと思っていて、何回も顔を合わせることで信頼関係が築けると感じています。

 

―転職が決まった方と、その後のコミュニケーションはありますか?

猶井さん:

はい。例えば、1年程前に転職が決まった求職者さんと今でも仲良くしていて、たまに飲みに行くこともあります。

 

―企業様とのやりとりも頻繁にしているのですか?

猶井さん:

時期によりますが、推薦するタイミングや状況ヒアリングのためにオンラインで連絡することもあります。

求人票に載っていることが全てではありませんし、求職者が価値を感じる情報を提供したいと思っているので。

 

―得意な業種はありますか?

猶井さん:

最近は女性の求職者さんが増えており、ブライダルや美容、サービス業の紹介が多いです。また、経験から営業職やその周辺の職種も網羅できると思っています。

 

―求職者さんの年齢層はどのくらいの方が多いですか?

猶井さん:

中心的なゾーンは20代から35歳くらいの方々ですが、幅広く対応しています。最も若い方は18歳で、年齢が高い方は51歳の方もいました。

ただ、年齢に関係なく、どの方でもフラットに対応するように心がけています。もちろん経験やバックグラウンドに合わせてサポートの内容を変えることはありますが、変なフィルターはかけないように意識はしていますね。

例えば18歳の方はロボットがとても好きで、話し出したら止まらないくらい没頭できる方だったんです。そこを企業様に強くアピールしてみた結果採用が決まりました。

 

―社会経験がないからというフィルターをかけなかった結果ですね。

猶井さん:

そうですね。履歴書や経歴書ではわからない、その人のバックグラウンドや経験を補足して伝えることが、人材紹介の価値だと思っています。

個性豊かなメンバーとともに

―CAになって良かったことや印象に残っていることは?

猶井さん:

以前、イベントで知り合った方から紹介を受け、ご夫婦揃って転職支援をさせていただいたことがあります。お二人とも初めての転職で、さらに引っ越しも予定されていたため、転職と引っ越しのタイミングを合わせる必要がありました。

本当に大変だったんですけど、なんとかお二人同時に転職できたことは自分の中でも大きく印象に残っています。

 

―ココットの好きなところを聞かせてください

猶井さん:

そうですね、「ココット」という社名の由来である「個々の音」の名の通り、個性豊かなメンバーが集まっているところです。それぞれが強みを持ち、それぞれの思いで仕事に取り組んでいます。

もちろん、時には意見がぶつかることもありますが、その都度、「どうすればもっと良くなるか」をお互いに話し合える関係を築けているのが大きいですね。

―個性豊かなメンバーの中で、猶井さんはどんなポジションですか?

猶井さん:

ポニーの被り物を被って、インスタでマスコットのようなことをしています。

フラットな視点で、未来を見据えてサポートしたい

―これからどんな支援がしたいですか?

猶井さん:

5年、10年といった長期的な視野で将来を見据えた支援をしていきたいと考えています。行き当たりばったりの転職支援ではなく、今後のキャリア全体を見通してサポートすることが重要だと思っています。

もちろん、実現できるかどうかはケースバイケースですが、まずはその方にとって何が最善かをしっかり考えます。足元だけを見た支援をしてしまうと、早期離職に繋がってしまうこともあります。

本人の希望や、逆に本人が気づいていない部分も含めて、いろんな可能性を叶えられる支援をしていきたいと思っています。

 

―他に気をつけていることはありますか?

猶井さん:

良い面だけではなく、デメリットも正直に伝えるようにしています。「その選択は良いことばかりではないけれど、こういう風に成長できる可能性はありますよ」といったことは伝えさせてもらっています。

これまでの経験を点として終わらせるのではなく、点と点がつながるようなキャリアにしていくために、どういった転職活動をしていくべきかということを説明しながら支援しています。

 

―すべてをフラットに見ているからこそですね。

猶井さん:

現状から逃げたいという理由で転職を考えている求職者さんもいらっしゃいます。確かに気持ちは理解できますが、逃げ続けた先に本当に良い未来が待ってるかというと、必ずしもそうではないと思うんです。

だからこそ、求職者さんと向き合って、現状を見つめ直してもらうことが大切だと感じています。30代や40代で困らないために、今から何ができるかを一緒に考えましょう、というお話をさせていただいています。

 

―仕事のスタンスについて教えてください。

猶井さん:

やらずに後悔するよりも、やって後悔しよう」という考えを大切にしています。

できる限りのことをまずはやってみて、それでも後悔が残るなら、次にどうすれば良いのかを考えればいいというスタンスです。常に最善を尽くすことを心掛けており、そのために何が必要かを逆算しながら仕事を進めるようにしています。

求職者の方にも、応募するかしないかで迷っている方には、「まずはやってみましょう」と背中を押すようにしています。自分の価値観を押し付けるのではなく、まず行動してみることの重要性をお話ししています。

 

―最後に、転職を考えている方、迷っている方にメッセージをお願いします!

猶井さん:

まずは気軽に相談していただければと思います。別に転職に限らず、今の仕事に悩んでいる、というだけでも構いません。

もし、「転職しない方が良いのでは?」と感じた場合は、そうお伝えすることもあります。その上で、本当にどうしたいのか、今どんな課題があって、それをどう解決すればより幸せになれるのかを一緒に考えましょう

その結果、転職を後押しする場合もありますが、後悔するような転職をさせないためにも、しっかりとお話を聞かせていただいて、いろいろな選択肢を提示しながらサポートさせていただきます。

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